私どもは、この事業(美味匠庵)を立ち上げた一番の思いは、これからご高齢者が増加し現在問題になってきております「買い物困難者」が増加する、そんな近い将来の懸念を少しでも私どもが立ち上がる事でご高齢者の方が、安心で毎日が楽しい日々がおくれたらと思いこの事業を立ち上げました。
現状の私どもの活動は、自由に出歩く事ができないご高齢者が集まる福祉(介護)施設様へ、私どもが直接出向き、月1度の、こだわりお漬物・佃煮・菓子市(百貨店の催し的な)を開催させていただいております。
日頃、買い物に行きたいけど、足腰が弱くまたは体力的に自由に買い物が出来ない、そんなご高齢者の望みを、安心で安全な選りすぐりの逸品でお買い物を支援させていただいております。
人にとって、一番大切で生きがいにもなる「食」を通じて、ご高齢者を支援したい、そんな思いから、今現在行っております。
私どもが福祉(介護)施設様へお伺いしご高齢者の方と会話を交えながら、「少しでもお買い物を通じて楽しさを感じていただき、ご高齢者の定期的な楽しみにつなげ、ご高齢者の精神活動の活性化に繋がり介護予防の一貫になればと考えます。
また、今後の日本の高齢化社会・買い物困難者増加の問題から国は「地域包括ケアシステム」を構築されつつある状況で、地域包括ケアシステムの「介護・医療・予防・生活支援・住まい」の『生活支援』で「食」を通じて私どもがご高齢者の方の住み慣れた地域で健康で生き生きとした安全で安心に自立した生活を支える一躍を担える事ができればと考えます。
当面は、福祉・(介護)施設様をご利用いただいておりますご高齢者の方へ取り組んでまいりますが、近い将来には生鮮三品をはじめ生活必需品を扱い、近い将来「買い物困難者」がさらに増える状況で、私どもの方向性として、ご高齢者が多く暮らす過疎地や、高度経済成長期に建てられた大規模団地等、天災被害仮設住宅へ出向き買い物困難者の救済をします。